2020/05/05 15:02

カナダビーフはコクとフレーバーのある、とってもおいしい赤身肉です。

ではなぜおいしいのか?
その答えを一つずつひも解いていこうと思います。

【コクの秘密】
・餌がおいしい
カナダ国内で生産されたトウモロコシ、大麦、小麦を食べて育ちます。
おいしい穀物を食べて育った牛は、適度に霜の入ったコクのある赤身肉になります。

【やわらかさの秘密】
・ストレスが少ない
カナダは穀物の生産量が世界最大の国のひとつです。
トウモロコシ、大麦、小麦を大量に生産することができ、牛は餌をお腹いっぱい食べられます。
そのため牛はストレスなく育つことができます。
牛はストレスを感じるとお肉が硬くなるといわれています。
また、お腹いっぱい食べられるために牛の成長が早いのです。
ほとんどの牛が2歳以下の年齢で十分に育ち出荷可能になります。
牛は出荷時の年齢が若いほど、やわらかく、味わいが優れています。

【フレーバーの秘密】
・肉専用の品種のみが飼育されている
実はアメリカ産等の牛は暑い地方でも牛が生産されるため、肉専用種ではない熱帯種のコブウシなどが混ざります。
しかし冷涼な気候のカナダでは、出荷されるそのほとんどが肉専用種です。
アンガス、ヘレフォード、シンメンタール、リムジン、シャロレーなど
そのため焼いたときのフレーバーや肉質に違いが出てきます。

①アンガス種(アバティーン・アンガス種)
よくスーパー等で見かけるアンガス種です。
アンガスと謳えるものは、ブリーディングが何%以上でなければならないという基準が協会で定められているなど、
赤身の肉質が良いと広く認識されている畜種です。
柔らかく、肉々しいワイルドなフレーバーを持ち、ステーキなどで食べるお肉として優れています。

②ヘレフォード種
顔、胸、腹の毛色が白くかわいらしい見た目。
さまざまな気候に適応性が高く、おいしい赤身肉になるとされています。

③シャロレー種
全体的に白い毛に包まれた品種。
キメ細かく、上品なフレーバーを持つ赤身肉になりやすい。

④リムジン種
フランスのリモージュ地方原産。
厳しい冬や夏、多雨にも適応する牛です。
キメの細かい赤身肉になるとされています。

⑤シンメンタール種
温和な顔をした茶色の牛。
熊本の褐毛和種の改良に用いられました。


【品質が安定しておいしい理由】
・お肉のランク分けの基準が厳しい
カナダのお肉のランクは4つに分けられます。
上から...
・PRIME
・AAA
・AA
このすべての基準が、他の国よりも厳しいです。
例えば日本でステーキで使われることの多いAAAを基準にアメリカと比べてみます。
アメリカでは、カナダのAAAと同義のランクをCHOICEといいます。
・脂肪交雑---AAA・少ないーーーCHOICE・少ない
・牛の成熟度---AAA・若齢牛---CHOICE・成熟度クラスA及びB
・肉の色---AAA・鮮紅色のみーーーCHOICE・ダークカッターも可
・脂肪の色---AAA・黄色い脂肪は不可---CHOICE・黄色い脂肪も可
・筋肉の発達---AAA・良好もしくはそれ以上---CHOICE・最低要求基準無し
・肉のテクスチャー---AAA締りのいいもののみ可---CHOICE・ややソフト
より詳しく知りたい方は以下のページへ。

このように実はカナダビーフがおいしいのには、一つ一つ理由があるんです。
こだわりのカナダビーフをぜひご家庭の”Dish”でお召し上がりください!

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